陸前高田市議会 2022-12-05 12月05日-03号
また、潮位につきましては、朔望平均満潮位であることから、東北地方太平洋沖地震発生時の潮位と比べ1.03メートル高いこととされており、地震による広域地盤沈下はマイナス0.94メートルと見込まれているところであります。 このような条件の下に示された新たな津波浸水想定につきましては、東日本大震災の津波に比べ浸水域が広がるとともに、海岸付近などでは浸水深が深くなっているところであります。
また、潮位につきましては、朔望平均満潮位であることから、東北地方太平洋沖地震発生時の潮位と比べ1.03メートル高いこととされており、地震による広域地盤沈下はマイナス0.94メートルと見込まれているところであります。 このような条件の下に示された新たな津波浸水想定につきましては、東日本大震災の津波に比べ浸水域が広がるとともに、海岸付近などでは浸水深が深くなっているところであります。
平成24年6月に全面施行された津波防災地域づくりに関する法律では、最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合のシミュレーションを行うこととされておりますことから、潮位は朔望平均満潮位で、防潮堤などは津波が越流した段階で破壊されるという悪条件下でのシミュレーションとなっております。
このため、悪条件下として設定潮位は、朔望平均満潮位を設定すること、海岸堤防、河川堤防等は津波が越流した場合には破壊されることを想定することの設定を基本とすると指針に記載をしております。 つまり当市では東日本大震災と同クラスの津波浸水想定区域を想定してまいりましたが、この法律では、あくまでも法律であります、同じ津波規模でも災害危険区域から外れた区域でも浸水の想定となる可能性が生じてまいります。
このシミュレーションにつきましては、朔望平均満潮位といいまして毎月の満潮の平均値を使ったり、それから海岸堤防の倒壊などの悪い条件を設定して行うことになっておりますが、現在のところ、国、内閣府で波源モデルを検討中ということで、この検討結果をいつまでに出すということは明確になっておりません。